「きび酢」は、日本の中でも奄美地方でしか生産されていない、希少なさとうきびの発酵食品です。
亜熱帯気候に属する奄美地方は、固有種の動植物が多く生息する自然豊かな地域であり、世界自然遺産にも登録されています。
また、この地域で暮らす人々は、健康で長生きする方が多いという特徴もあります。
約400年前に奄美でさとうきび栽培が始まった頃から、きび酢も親しまれてきたとされています。
さとうきびの搾汁を煮詰めて黒糖を作った後に、鍋にへばりついた黒糖を洗い落とす途中で放置していたところ、濃縮還元状態となったさとうきび搾汁に土着の菌が作用し、自然発酵が起こったことが起源とされています。
冷蔵庫がない時代は食品の保存料として、また、体調が優れない場合は薬代わりとして使用するなど、同地の生活文化に根ざした食材です。
この頃と変わらない原材料(在来種さとうきび)と製法で製造しています。
【自然な素材と、自然な製法からできた、やさしい味わい】
酸度が低くマイルドな味わいで、お酢が苦手な方にも「これなら飲める」と仰っていただいています。
また、米酢に比べると塩分が少なく、ポリフェノールなどのミネラル分が多い点が特徴です。
さとうきびが原料ですが、発酵の過程で糖分がなくなるため、甘味はありません。
自然発酵独特の風味がありますが、気になる場合はひと煮立ちさせると和らぎます。
【おすすめの召し上がり方】
ツンとしないので、飲用にぴったりです。ジュースや甘酒、ゆず茶、焼酎で割るのも◎。
黒酢と比較されることが多いですが、黒酢が濃味料理向きなことに対して、きび酢は薄味料理向きです。
野菜や魚の酢漬けなど、素材の味わいを引き立てます。
☆ピクルス等の酢漬け料理ででる漬け汁の残りは、ぜひ、捨てずに取っておくことをおすすめします。煮込み料理に入れるとまろやかさがUPします。
特にトマトソースとの愛称は抜群で、コクとまろやかさが際立ちます。
☆お刺身には、「きび酢:醤油=1:1」がおすすめ。さっぱり食べられて、生臭さが気にならなくなります。
☆腐るものではありませんが、長期間置いておくと表面に膜や沈殿物ができることがあります。
食べても問題ございませんが、風味が落ちることがありますので、開封後は冷暗所にて保管し、なるべくお早めにお召し上がりください。
☆包装紙の裏面におすすめレシピが印刷されています。ぜひ、そ〜っと外してください。
【概要】
原材料名:在来サトウキビ(加計呂麻島産 太茎種)
内容量:500ml
保存方法:直射日光を避け、暗所にて保存してください(開封後は冷蔵庫にて保存して下さい)
腐るものではありませんが、長期間置いておくと菌が活動して表面に膜や沈殿物ができることがあります。
食べても問題ございませんが、風味が落ちることがありますので、開封後は冷暗所にて保管し、なるべくお早めにお召し上がりください。
※同時に複数の製品をご注文された場合は、なるべく1点で配送できるように梱包いたします。その際に差額が発生した場合は、返金もしくは差額分のおまけで対応いたします。
(クレジットカードでお支払いいただいた場合は返金で対応します。その他のお支払い方法の場合は返金ができないため、おまけ等で対応いたします。)